尼の大庄コープ委員会ブログ coopkobe1osyoclub.exblog.jp

大庄コープ委員の活動をザックリとご紹介♪コープ大好きさんが集まり楽しく活動する大庄委員会。コープ委員会って何してるん?の不思議を解説・ご紹介していきます!


by ぱわふる女子
プロフィールを見る
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

タイトル【紅葉街駅前自殺センター】

 「正しい答えは見つからない」それが<生きる>こと の話。

共通の趣味「読書」つながりの友達に勧められて読んでみた本、二回読破。
何で二回も...笑。
一回目は読むこと自体に熱中しすぎて裏の背景とか把握仕切れてなかったかも て。
で、もぅ一度読み直し。だけどこの本、読むほどに理解できてきます。一回目読んでる時に『あれ??これって...。』て気になった不思議なこと、それが二回目にもなると前後のつながり理解で「あっそー言うことか」て腑に落ちた 119.png  いや、そもそも私が理解不足なだけ??(苦笑)
d0367884_13541741.jpg
紅葉街駅前自殺センター』 著者:光本正記 発行(新潮社)

タイトルからして何だかタブーな世界観?? あくまでフィクションですよ。
でも日本が抱えるリアルな問題にもどことなく触れてる そんな感じします。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
全国に47あると言われる自殺センター。(ある事件を元に作られた国家的施設)
日々「自殺願望」の人を受け入れ決められた数の面談が行われる。施設の職員たちによって身辺・心情・生い立ち・動機あらゆる事が調べられ「自殺決意」が変わらなければ認可が下りる。つまり「自殺して良いよ」と許可が出る。
各々記号化された呼び名を持つ風変わりな職員たち、「で、本当にその決断でいいの??」と毎回確認、しかも「なんで自殺したいの?」と直球で聞いてくる。自殺を認めたいのか阻止したいのか。だけど「死にたい」と言う個人の意思も尊重されるべき。何より自殺する側の巻き添えで誰かが被害を被るなんて...。過去の不慮の事故ゆえに。そこへ一人、無職の男が訪問。この男もまた複雑な事情を抱えてるけどそれが徐々に解明されて、同時に「生きる」ことの意味を「何を学んだのか」と厳しく突きつけられていきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

このタイトル聞いたとき、正直 真逆の発想 (^^;
つまり「死ねる場所」(不謹慎...陳謝)
でも実際読んだら違うかったです。 全然違う!!!

死んではダメ 他に助かる方法必ずある だから生きよう
自殺防止と言えば「まず止めよう そして相談に乗ろう」ですよね。でもこのセンターは「自殺願望者の意思をまず受け止める」事から始まってます。やみくもに「自殺OK」て訳でもなく...。
認可下りない元での自殺は法規制による罰則。ホントにこんな法案可決されたら野党の反乱どころか市民暴動も起こるでしょう(- -;) 賛否両論必至ですわね。 
あくまで架空話ですよー。
自由に「自殺」と言う選択肢を選べない事は「自殺を減らす」ことにどう結びつくのか。そしてミステリアスなのは、このセンターに大きな「闇」があるってこと 144.png
本の世界では「事実、自殺者の数が激減した」と。
作中で出てくる「いじめが原因の自殺」 自殺の原因:加害者側や学校への社会的制裁(私刑とも言う) この本の中だと原因を作った側にもそれ相応のペナルティもある様で「いじめに寛容でない社会」=自殺を食い止められる...みたいな。是非はともかく。
そして主人公の無職男、センター職員 共にわけあり。
序盤では「ただのわけあり」最後には「すんごいわけあり」判明。男が悩まされる夢にも意味があり、想像すらしなかった事実にビックリ驚かされるし、その辺はミステリー要素強いかな。

主人公が抱える心の空虚はかなり深いけど、子の親である私は身につまされる思いにもなりました。

「命は大切なんだよ」て言葉も大事なんだろうけど。
死の淵に足を踏み入れる決断の前に「学ばないといけないこと」って何だと思いますか。

本に出てくる二頭の象(パオーーンのやつね) これが導いてくれるミステリー系哲学っぽい本です。
最後はね、もやぁっっとした終わり方(^^;
スパーン!とした解答好きな方には「もやもや」残るかも知れませんよ(笑)
だけどそこはあれですよ。
 個人々の解釈で・・・ てことで。



にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村

[PR]
by coop_osyo_love1 | 2018-01-24 17:36 | ◆ 読書の部屋 ◆